2008年10月13日

筑波大生の活躍

目を離せない話題にもかかわらず更新の間隔を空けてしまった・・・。

このブログで取り上げたことのある、五十嵐立青市議会議員とともに活動する学生中心のグループ「チームいがらし」が、このつくばちゃんねるブログで活動報告の掲載を始めたようだ。

→チームいがらし活動報告!~ボクらがつくばにできること~
http://teamigarashi.tsukuba.ch/

選挙前だということもあるのだろうが・・・。努力の形跡が見えるのは市民として歓迎すべきことだ。すでに多くの読者は選挙の有無に関係なく街頭演説やビラ配りをしている彼らの姿を見ていることと思うが。


著者は、学生が政治に(本格的に)参画することは賛成である。むしろ、若者こそが政治の中心であるべきと考える。自分たちの将来を左右する決定を、みすみす高齢者ばかりに任せていていいはずがない。これからの時代に生きる環境を確保するために、(規範論としては)若者が決定権を獲得しなければならない。


その主力となるべき存在が、学生である。非営利な目的で議論し、行動する時間と思考力がある。現に首都圏では多数の政策系インカレサークルが活動している事実がある。

例えば、「Japan Young Greens」。http://www.yanguri.com/

言うまでもなく、これらのグループのように真摯に政治に取り組む学生はほんのわずかだ。「政治」は、自らの、あるいは地域の将来を左右する死活問題であるにもかかわらず。例えば――これまで途上国問題として考えられてきた「貧困」の問題が日本でも問題化していることが、“死活”の響きをより鮮明にしている。


悲しむべきことに、わずかの「長期的で広範な視野が持てる」学生と大多数の「短期的で狭い視野しか持てない」学生が存在する。前者が政治ないしはその他の社会貢献活動に費やすコスト(時間・金銭・情熱etc.)を、後者は惜しげもなく"(金銭を得ることのみが目的の、いわゆる)バイト"や"(社会とは隔絶された範囲での)サークル"に投じてしまう。圧倒的シェアを誇る後者のスタイルは、もはや大学生活の華やかなイメージとして若者たち、いや世間共通のテンプレートと化してしまった。


"文化"・"仲間づくり"・"学生生活らしさ"などという箔付けがなされ、そのテンプレートは疑われることなく許容されてきた。世の中(主に大企業)もそのようなコースを歩んだ単純な学生を求めてきたと言われる。日本の未来が明るかった時代の名残だ。そしてつくばの学生も、大部分がそういった「夢見る学生」なのだ。


・・・その象徴として、今まさに盛り上がりを見せる("模擬店祭と揶揄される" (Wikipediaより))学園祭があると考えることができるかどうか。学園祭は否定せずとも、あなたはこの記事に共感するか、否か。


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