2008年09月27日
「市民派」の光 その1
投票率の話から少し離れるが、今回は「市民の意見を市政に反映させる」という点で顕著な活躍をしているグループを2つ紹介したい。
1つめは、政策系の市民団体「つくば・市民ネットワーク」。市民・消費者・生活者としての視点から市政の問題を喚起している。
前回2004年の市議会議員選挙に新人候補2名を擁立、ともに当選を果たす。その2名を「代理人」とし、団体内で検討した意見を積極的に市議会で訴えている。議会での質問回数は日本共産党に次ぎ第2位。
ブログ更新・会報発行が継続的に行われ、それらは(主に生活者の視点からの)市政の問題の把握に役立つ。後述の高層マンション建設計画問題の舞台となった千現地区に拠点を置いていることから都市開発問題に注目し、また環境系NPOのグループ「つくばエコライフフレンズ」に参画している。
従来は無所属の市民派議員が個々に活動していたのに対し、つくば・市民ネットワークは市民政党として組織的な運営が行われているといえる。新住民に対してもっとも距離の近い団体として今後の活躍が期待されるが、保守派・与党多数の議会ではいまだ無力であることが同団体発行の「市議会速報」(各議案にどの議員が賛成/反対したかを唯一公表)から明らかにわかる。
―――――つづく
1つめは、政策系の市民団体「つくば・市民ネットワーク」。市民・消費者・生活者としての視点から市政の問題を喚起している。
前回2004年の市議会議員選挙に新人候補2名を擁立、ともに当選を果たす。その2名を「代理人」とし、団体内で検討した意見を積極的に市議会で訴えている。議会での質問回数は日本共産党に次ぎ第2位。
ブログ更新・会報発行が継続的に行われ、それらは(主に生活者の視点からの)市政の問題の把握に役立つ。後述の高層マンション建設計画問題の舞台となった千現地区に拠点を置いていることから都市開発問題に注目し、また環境系NPOのグループ「つくばエコライフフレンズ」に参画している。
従来は無所属の市民派議員が個々に活動していたのに対し、つくば・市民ネットワークは市民政党として組織的な運営が行われているといえる。新住民に対してもっとも距離の近い団体として今後の活躍が期待されるが、保守派・与党多数の議会ではいまだ無力であることが同団体発行の「市議会速報」(各議案にどの議員が賛成/反対したかを唯一公表)から明らかにわかる。
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Posted by 10 at 10:08│Comments(0)
│市政を学ばナイト★